花柄日記

ただの日記

絶対大丈夫教

すっかり忘れていたこの日記の存在。もう1年以上放置を続け、気がつけばベトナム生活も丸2年経過。

1年以上前の自分の日記を読み返してみる。そして最初の日記まで一気読み(暇ですね私)冒険を決めた日のこと、冒険だった日々のこと、冒険が日常になっていった日々のことを思い出しました。忘れていたわけではないけれど、いや、忘れてた。特に初心忘れるべからずみたいな事でもないので、忘れててもいいんだけど、日記を読んで思ったことがひとつ。現在の私の精神状態は、史上最高に良好!!!!ということ。義務教育を受け、スクスク元気に何不自由ない生活をしていた中学生の私は、自分の部屋の窓からみえる夕日をみては、自分の人生がどんなものになっていくのか一切想像ができなくて、不安でよく泣いていたわけです。ポロリ泣くんじゃないですよ。ひとりウオンウオンと号泣です笑 多感というかなんというか、今の私からすれば「泣くようなことがどこにあるのよ?友達もいて学校もたのしくて、なんかとてつもなく深刻に悩むようなことはひとつも無いじゃない!」と、デリカシーないおばさんのような事を言い放ちそうで恐ろしい・・。柔らかくてあったかい無限の何かに包まれながら、少しづつ自分の好きな事や物が見つかって、何にでも夢中になっていた、夢のような日々・・。そんな事はお構いなしに中学生の私は、夕日を見て胸をぐわんぐわんさせながら、泣いていたわけです。号泣・・。あぁ愛おしい!!そんなこんなで、中学生以降35歳現在まで、今が最高に心穏やかであることは間違いないなと思うわけです。

穏やかというか無に近い。なにも悟ってないのに悟りを開いたような無。だけど実際は全然無じゃないし、余裕じゃないし、穏やかでもないんだけど。だけど絶対大丈夫教に入ったので余裕です。全てが。その「絶対大丈夫」精神が、どんな時にも私をケロッとさせてしまう。すごい泣いてたのに、1分後ゲラゲラ笑ってどら焼き食べてる人みたいな、「絶対大丈夫」という精神が生活をギャグ漫画のように湿り気ゼロのカラカラにさせていくのです。東京を離れようと決める前までは、私は湿っぽさを欲していたわけで、湿っぽい生活と、湿っぽい恋愛、北海道産バター使用しっとり仕上げ。みたいな。だけど、湿っぽさに嫌気がさしたときに、強力な乾燥剤のように活躍するのが「絶対大丈夫」精神ですね。絶対大丈夫教に入れば、今日からあなたの生活はギャクマンガのようにカラカラのサラっサラに仕上がります。オススメです。