花柄日記

ただの日記

優しいロン夫婦

相変わらず、メニューに写真がないお店で食事を注文すると、百発百中思ってたものと違うものが出てきて困ったもんです。

引っ越してきたお部屋はサービスアパートメントというもので、単身の外国人はだいたいこのタイプの部屋に住むもんだって不動産屋さんに言われるがままサービスアパートメントというタイプのお部屋に。基本的には普通の部屋と変わらず、バストイレもキッチンも各部屋に付いていて、家具電化製品付き、私のところは週2回のお掃除お洗濯付きで、ネット代や水道、ガス代が込み 電気代だけ別。まぁ、わかりやすくて快適です。

大家夫婦(ロンさん)とは言葉は一切通じませんが、無言で親切にしてくれます。

不動産屋さんの人によると、ロンさんは日本人の入居を大歓迎しているそうで(トラブル少ない、おとなしい、礼儀正しい、綺麗好きという点で)日本人の女の子(不動産屋さんがそう言っていました。女の子と)が入って喜んでくれているそうです。なんだか日毎に部屋のアイテムが増えていきます。椅子を買ってきてくれたり、扇風機を買ってきてくれたり、食器を何も持っていないのをみて夕方には箸やお皿やグラスを買ってきてくれました。わけがわからないので不動産屋さんに連絡して聞いてみたら、大家さんのお気持ちなので気にしないでくださいと。

このロン夫婦の無言の優しさはたまらないものがあります。言葉が通じない者同士のコミュニケーションは動物的でジェスチャー命。ありがとうございますの後には手を合わせるようになりました(わかりやすいでしょ)すると向こうも手を合わせてくれます。一度、カムオン(ベトナム語でありがとう)と言ったら、すごく笑われたので、もう言いたくないです。私がベトナム語を覚える前に、今朝はロン夫人が「アリガトウ」と言ってました。特に何もしていないのに挨拶がわりに「アリガトウ」素敵ですな。そして少し反省しました。次会ったらカムオンぐらい笑われてもいいから堂々と言おうと決めました。